日本神経感染症学会
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評議員の皆様へ:新評議員の推薦について
報告:第1回 神経感染症学ウィンターキャンプ in 熱海


平成30年7月吉日

日本神経感染症学会
評議員 各位

日本神経感染症学会
理事長 亀井  聡

新評議員の推薦について

拝啓 日頃は学会活動にご協力いただき厚くお礼申し上げます。
 さて、本年10月の日本神経感染症学会総会におきまして、新評議員の推薦を行います。
 つきましては、該当者がおられましたら、下記より書式をダウンロードし、所定の事項をご記入の上、学会事務局宛にお送りくださいますようお願い申し上げます。

敬具

期限:2018年7月31日(火) ※必着

※推薦の理由と主要論文には、候補者が本学会の活動に貢献していることがわかるような項目をご記入ください。

※2名以上推薦される方は、用紙を適宜コピーしてください。

↓下記より書式をダウンロードしてください。

推薦用紙(様式1)      業績目録(様式2)

ご不明な点がありましたら、下記へお問い合わせください
日本神経感染症学会事務局
e-mail:shin-kan@shunkosha.com

※ 迷惑メール対策のため、@マークが全角になっております。
お手数ですが、半角に直してご使用ください。


報告:第1回 神経感染症学ウィンターキャンプ in 熱海

日本神経感染症学会では、専門医資格取得前の若手医師を対象とした合宿形式のウィンターキャンプ(冬期研修会)が開催されました。

当キャンプでは、本学会員の専門家の先生方にご講演を賜り、非常に充実したセミナーを実施することができました。
また、日本全国の若手医師の先生方に加えて指導医の先生方にもご参加頂き、チームビルディングや懇親会などを通じて親睦を深めました。

[1] 日時: 2017年12月8日(金)〜12月9日(土)
[2] 場所: 静岡県熱海市東海岸町1-11
[3] 会場: 熱海温泉 湯宿 みかんの木
[4] 人数: 28名(講師5名、若手医師16名、指導医2名、運営スタッフ5名)
[5] 主催: 日本神経感染症学会
[6] 企画: 日本神経感染症学会 若手医師を応援する会
[7] 内容: 以下の通り

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① 今回の会場は、静岡県熱海市内の隠れ家的な旅館です。美味しい料理と源泉掛け流しの温泉が自慢です。

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② 北は北海道、南は宮崎県から、日本全国の若手医師の先生方がお集まりくださいました。若手医師を応援する会の世話人の石川晴美先生(国立病院機構 埼玉病院 脳神経・認知症センター 部長)から開会のご挨拶を頂いた後、すぐに各1時間程度のセミナーが始まりました。

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③ セミナー(1)では、森田昭彦先生(日本大学 神経内科 准教授)より、「細菌性髄膜炎・無菌性髄膜炎」についてご講演賜りました。ウイルスならびに細菌による神経感染症、細菌性髄膜炎の診療ガイドライン、感染性血管炎による脳卒中などについて、的確にポイントを絞って分かりやすくご教示くださいました。

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④ このキャンプの良さは、アットホームな雰囲気の中で、若手の医師の先生方が講師の先生方に気軽に質問し、ご教示頂ける点です。若い先生方から盛んに質問が寄せられて、「学びたい!」という熱い気持ちが伝わってきました。

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⑤ セミナー(2)では、三浦義治先生(がん・感染症センター都立駒込病院 脳神経内科 医長、 東京医科歯科大学 臨床教授)より、「免疫抑制を背景としたウイルス性脳疾患」、とりわけエイズ脳症ならびに進行性多巣性白質脳症についてご講演賜りました。基礎から臨床までの幅広い専門的な知見をご教示頂くことができました。

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⑥ セミナー(3)では、浜口毅先生(金沢大学 神経内科 講師、外来医長)より、「プリオン病」を中心にご講演賜りました。プリオン病の特徴や背景、サーベイランス、診断基準、診療支援、浜口先生方のご研究成果、さらにはアルツハイマー病やパーキンソン病との類似点に至るまで網羅して頂きました。

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⑦ 充実したセミナーが終了した後は、チームビルディング。若手医師を応援する会のコアメンバーの高橋育子先生(北海道大学 神経内科 助教)ならびに國井美紗子先生(横浜市立大学 神経内科 助教)がファシリテーターを務めてくださいました。若手医師の先生方が主役になって、お互いの近況を紹介したり、普段の診療などで感じたことを話し合って、繋がりを深めました。

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⑧ まずは、あらかじめご用意頂いた写真をスライドに映して簡単な自己紹介から。最近の旅行や、地方の特産や美酒、ヨットやフィッシング、チェロやギターの演奏、マラソンや卓球、可愛らしいお子さんたちとのお姿など、とても楽しい話題をご紹介頂きました。

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⑨ 続いて、参加者が持ち寄ってくださったコメントについて本音で話し合います。当直の枕や食事の話から始まって、腰椎穿刺、検査、診断、治療、講演会参加、論文発表、患者さんへの予後の説明、医局旅行、将来の専門分野、ワークライフバランスなど、若手の先生方が感じることについて話に花が咲きました。さりげなく、指導医の先生方から「研修医の先生の勧誘のコツを教えてください!」というコメントが。

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⑩ リーズナブルな価格の宿だったのですが、想像以上に美味しい料理がテーブルの上に並んでいました。運ばれてきた料理が早いピッチで先生たちのお腹の中に入って、仲居さんから「お医者さんって、食べるのが早いんですね」と驚かれました。

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⑪ 懇親会終了後の記念撮影。全国からお集まり頂いた若手医師の先生方が友達になり、まるで修学旅行のような盛り上がりでした。その後は、自由行動です。のんびりと温泉に入ったり、相部屋で深夜まで語り合ったりと、楽しい時間を過ごしました。

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⑫ キャンプ二日目が始まりました。朝食です。綺麗な小鉢に取り分けられた料理の数々に、熱海の温泉宿の迫力を感じました。

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⑬ 普段から毎日忙しく頑張ってくださっていて、今回は楽しくて深夜まで盛り上がったこともあって眠そうです。食事時間にお布団の中でスヤスヤと眠ったままの先生方も。仲居さんたちが「ご飯ですよ!」と、部屋をまわって若手の先生方を起こしてくださいました。

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⑭ セミナー(4)では、高橋健太先生(国立感染症研究所 感染病理部 主任研究官)が脳炎・脳症の病理についてご講演くださいました。それぞれの神経感染症における病変の特徴や、ウイルスならびに細菌や真菌までを網羅的に同定するための検査技術などについて、若手医師の先生方だけでなく指導医の先生方も熱心に学んでおられました。

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⑮ そして、キャンプのフィナーレは本学会の先生に人生を語って頂く特別講演です。今回は理事長の亀井聡先生(日本大学医学部 内科学系 神経内科学分野)にご講演賜りました。ご講演は、神経感染症を発症した患者さんを担当することになった一人の若手医師のお話から始まりました。彼は、現在のような検査技術が整っていない時代に、苦労を重ねて患者さんを助けようとしました。患者さんご本人のこと、ご家族のこと、たくさんの想いを胸に治療を続けました。

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⑯ しかし、残念ながら患者さんは亡くなりました。数時間前まで懸命に助けようとした患者さんを、若手医師が解剖して病因を調べることになりました。彼はその後、診療の合間に他の施設に通い、確立されていなかった検査技術を自らの手で開発しました。その技術が完成した時に彼が向かったのは、患者さんの墓前でした。その後、恩師からのたくさんの教え、良き先輩や仲間からの助け、ライバルであり友人の海外の医師との交流、神経感染症分野の臨床・研究への取り組みなど、目の前で語られるストーリーに参加者全員が感動しました。

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⑰ 先ほどの若手医師とは、ご想像の通り亀井先生ご自身でした。お弟子さんでさえご存じなかった半生を拝聴し、かねてより「次世代を担う若手医師に、神経感染症学をつなぎたい」と仰る亀井先生のお気持ちを強く感じました。

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⑱ 終了後の記念撮影。人と人との繋がりを大切に、アットホームながらも充実した内容のキャンプを開催することができました。

当キャンプをご支援頂いた先生方ならびにご参加頂いた先生方に心よりお礼申し上げます。

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